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宮本武蔵 キムタク 感想~視聴率が全てを語る? [テレビ]

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3月15日、16日の2日間に渡ってテレビ朝日で放送されたスペシャルドラマ「宮本武蔵」。
人気アイドルグループ・SMAPのキムタクこと、木村拓哉さんが、主演の宮本武蔵を演じるということで注目が集まっていました。

そのドラマ「宮本武蔵」を見ましたので感想を語ってみたいと思います。


ドラマの原作は吉川英治さんの小説「宮本武蔵」。
読んだ人も多いと思います。




木村拓哉さんが時代劇に出演するのは、2006年の映画「武士の一分」(山田洋次監督)以来、8年ぶり。

キムタクは小さいころから剣道を学んでいたそうです。

そういった経験もあったのでしょうね。


バトルシーンはななかなかの迫力があり、楽しめたというのが感想です。


ただ、残念な感想もあります。


一つ目の残念な感想は、配役の問題。

主な登場人物の役柄は次の通りでした。


  宮本武蔵      キムタク

  佐々木小次郎   沢村一樹さん

  吉岡清十郎     松田翔太さん

  吉岡伝七郎     青木崇高さん

  沢庵          香川照之さん

  お通          真木よう子さん


一番、イメージにぴったりだったのが、吉岡清十郎を演じた松田翔太さん。
吉岡道場の御曹司で剣の達人ですが、女性とあそび、体つきはどちらかといえば華奢な感じ。

まさにイメージどおりの役柄だったと思います。


一番イメージにあわなかったのがキムタクが演じた宮本武蔵。

宮本武蔵といえば、日本最強の剣の達人ですが吉岡清十郎とは違い、屈強の体つきだったといわれています。

確かに、キムタクも筋肉質の体を持っていますが、それでも宮本武蔵を演じるには、少し線が細い感じ。

それに、宮本武蔵としてはイケメンすぎますし、顔が優しすぎるんですよねぇ?

そんな感想持ちませんでしたか?

キムタクの演技以前に、ミスキャストでは?というのが私の感想です。



生命をかけて戦う宮本武蔵。
その役を演じるには、眼光が鋭い役者さんでないとこなせないのでは。

的場浩次さんあたりならイメージにぴったり泣きがしますね?




二つ目の残念な感想はストーリー。
二夜に渡って、合計5時間近くになったドラマ「宮本武蔵」ですが原作の小説に比べると随分とストーリーが間引かれていた気がします。



原作では、吉岡清十郎を宮本武蔵が倒した後日に、吉岡伝七郎と戦うのですが、ドラマでは同じ日に倒してしまったり、鎖鎌の使い手・宍戸梅軒との戦いがドラマでは描かれないなどなど。


5時間では仕方ないのかもしれませんが、せっかくならもっと放送時間が長かった方がよかったのではという感想です。



まあ、小説「宮本武蔵」読んだ人の感想なので、このドラマで初めて宮本武蔵に接した人にとっては、また違った感想になるのかもしれませんね。



ただ、残念だったのが視聴率。

15 日は14.2%、16日は12.6%だったそうですね。

16日には裏番組として鉄腕ダッシュ3時間スペシャルで、TOKIOのいメンバーが涙するシーンが放送され、強力なライバルがいたとはいえ、16日は、吉岡清十郎との対決以降が詰め込まれた濃い放送。


前日より視聴率が下がってしまったのは、キャストについて同じような感想を持った人が離れてしまった結果なのかもしれませんね。


ちなみに鉄腕ダッシュの視聴率は、21.9%だったそうです。





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